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夏休み公開2008
2008年7月26日に、食と農の科学館(筑波農林研究団地内)で、農研機構が夏休みの子どもたち向けに「夏休み公開」をおこないました。見るだけでなく、食べたり、飲んだり、体験したり、五感をすべて使って楽しめるイベントになっていました。
農研機構の内部研究所である食品総合研究所からは、「食品クイズ」を出展しました。クイズの問題は農林水産省や食品安全衛生委員会などの子ども向けホームページの情報を基に作成しましたが、たいへん難しいものになっており、おとなでも十分に楽しむことができました。この中に食品害虫に関する問題も含まれていました。
クイズの出題は、京都大学西田研究室の協力を得て、研究中のクイズエージェントシステムを利用しました。形式は、コンピューター内に描かれた女の人が声で問題を出し、回答する人がタッチパネルの選択肢を選ぶというものです。機械が出題するのですが、間違いが続くと女の人の表情が暗くなるなど、人間らしい要素も含まれていて、単なるお勉強とは違っていました。
成績優秀者には賞状と賞品であるオリジナルバッジを差し上げ、子どもたちだけではなく、付き添いの保護者の方にも記念になったのではないかと考えています。おかげさまで、閉会の午後4時の時点でも待っている方が多く、最後の方の挑戦が終わったのは4時20分ごろという、たいへん人気のあるアトラクションになりました。
関連情報
- ニュース:2007アグリビジネス創出フェア in Hokkaido
- ニュース:食品総合研究所 一般公開
更新日:2019年02月19日