2008年4月18日に食品総合研究所の一般公開が行われました。あいにく天候には恵まれませんでしたが、たくさんの方々に訪れていただき大盛況でした。

食品害虫ユニットでは、台所に発生する食品害虫を紹介するため、代表的な害虫(コクゾウムシ・ノシメマダラメイガ・タバコシバンムシ・コクヌストモドキ・ヒラタチャタテ)の実物と解説パネルを展示しました。多くの方が、ノシメマダラメイガやコクゾウムシを知っていることがわかりました。

また、お米の他にチョコレートや香辛料に発生する虫がいることにも驚いたようです。

普通、食品に虫が発生しても、じっくりと虫を観察することはめったにありません。ですから、顕微鏡で食品害虫を観察できる機会は貴重です。来年も一般公開は4月に開催される予定ですので、食品害虫の実物を是非見に来ていただきたいと思います。