食品害虫サイトのアクセス解析結果を公開することにしました。以前、アクセス解析することで興味深い情報が得られることを紹介しました（コラム19）。

食品害虫サイトを訪問した方にも独自の視点でアクセス解析結果を見ていただければ、それぞれに新しい発見があるのではないかと期待しています。

公開するデータのひとつは、図鑑のページの1日の閲覧数です。各ページの関連情報の中にある『アクセス動向』をクリックすると、1年間の閲覧数変化がグラフで表示されます。閲覧数は社会の注目度と関連しており、夏多く、冬少ないという決まった季節変動のほかに、広く話題に上ることによって突然増加する場合があります。閲覧数が増加したとき、私たちはその原因を明らかにしたいと考えています。

全ページの右側に配置した共通メニューの中に、『アクセスランキング』というメニューを追加しました。ここでは毎月5つのランキングを表で発表します。

第1の表は食品害虫サイトの全ページの閲覧数トップ10です。第2の表は閲覧数が前の月から増えたページのトップ10です。これも食品害虫サイトの全ページを対象にしています。

図鑑の中の害虫を説明するページだけを対象にして、閲覧数と閲覧数の前月比でランキングしたのが、第3、第4の表です。

第5の表は、検索サイトからの訪問を対象に、使用した検索語をランキングしました。

これらは、他人、つまり、社会が何を目的に食品害虫サイトを訪問したのかを知る手がかりになります。それぞれ対応するページへリンクを張っているので、興味があればすぐにそのページの情報を見ることができます。ご参考にしてください。

ウェブサイトを運営する者にとってこのような情報は日常接するありふれたものです。しかし、サイト訪問者にとっては通常見ることができないので、サイト運営者とは違った視点から興味を持っていただけるかもしれません。私たちにアクセス解析結果のおもしろい見方を教えていただければ幸いです。