生物系特定産業技術研究支援センター 革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)

革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)平成27年単年度評価の概要

革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)において平成27年度に実施した試験研究の成果についての単年度評価を、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)競争的資金事業実施規程(15規程第73号)及び革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)評価実施要領 (26生研セ第1282号)に基づき、下記のとおり実施しましたので、その概要を公表します。

平成27年度単年度評価結果概要

生研センターは、評議委員会による評価を受け、下記のとおり平成27年度単年度評価を決定しました。

(評価対象課題数)

研究領域 評価対象課題数
医学・栄養学との連携による日本食の評価 8
情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラの構築 9
理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発 6
工学との連携による農林水産物由来の物質を用いた高機能性素材等の開発 9※
合計 32

※うち1課題は、今年度終了時評価を行った。

(評価結果)
評点5: 3課題、評点4: 12課題、評点3: 9課題、評点2: 6課題、評点1: 2課題

注)  各評点の評価基準

評点5:当該年度の目標を上回る達成であり、優れた成果が得られた。
評点4:当該年度の目標を達成し、良好な成果が得られた。
評点3:当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。(標準)
評点2:当該年度の目標達成が不十分であり、一層の努力が必要である。(一部の分担課題については研究計画の変更も検討する必要がある)
評点1:当該年度の目標を大幅に下回る達成であり、研究計画の全面的な見直しが必要である。(研究全体の打ち切り又は一部の分担課題については研究を中止する)

主な講評について

  • 進捗状況、研究体制、成果の普及性については、多くの課題において、研究計画に沿った推進がなされているとの講評でした。発表論文や知的財産権の出願については、やや少なく、今後の発表、出願に期待したいとの講評でした。
  • 今後はシンポジウムやワークショップ等を開催し、積極的に研究成果の公表や普及を行うこと、社会実装に向けた検討をしっかり行うことが求められるとの意見がありました。