女性が安心して働ける職場づくりを目指して

研究者を志望する女性へ

農業環境技術研究所について

農業環境技術研究所は、農商務省農事試験場(1893年設置)- 農林省農業技術研究所(1950年設置)- 農林水産省農業環境技術研究所(1983年設置)を母体として、2001年4月に設置された独立行政法人です。2006年4月に非特定独立行政法人となり、職員の立場は民間企業の場合とほぼ同じになりました。

私たちは(1)地球規模環境変動と農業活動の相互作用に関する研究、(2)地球生態系における生物多様性の変動機構および生態機能の解明に関する研究、(3)農業生態系における化学物質の動態とリスク低減に関する研究、(4)農業環境インベントリーの高度化とその活用に関する研究 を重点研究分野として、さまざまな研究を実施しています。

研究職員の採用と雇用環境について

農業環境技術研究所は、公募による研究職員の選考採用を行っています。採用にはパーマネント採用の場合と任期付採用の場合とがあります。
採用において、女性が男性に比べて不利ということは一切ありません。研究所の中期計画には 『研究職員における全採用者に占める女性の割合については、前期実績を上回るよう、女性研究者を採用するとともに、積極的に活用を図る』 こと、および 『次世代育成支援行動計画に基づき、仕事と子育てを両立しやすい雇用環境の整備に努める』 ことを、それぞれ明記しています。現在、農業環境技術研究所の研究職員(パーマネントと任期付の合計)のうち女性は17人(13.9%)です(2014年1月1日)。2020年度までに女性研究者の割合を30%以上にすることをめざしています。

チャレンジ・キャンペーン 「女子高校生・女子学生の理工系分野への選択」

農業環境技術研究所は内閣府チャレンジ・キャンペーン 「女子高校生・女子学生の理工系分野への選択」に賛同します。

協力団体紹介・メッセージ 国立研究開発法人 農業環境技術研究所
先輩からのメッセージ
 - 農業環境技術研究所 主任研究員 秋山博子
 - 農業環境技術研究所 主任研究員 山口紀子

研究員受入れ、技術講習、インターンシップについて

農業環境技術研究所では独立行政法人日本学術振興会 (JSPS) が実施する「特別研究員制度」により若手研究者を受け入れています。
また、大学、国、都道府県、民間団体等および外国の関係機関の依頼により「技術講習生」を受け入れています。受講者は、高等学校又はこれと同等以上の学校を卒業した方で、当研究所が行っている調査研究に関連する業務に従事している方、または従事しようとする方です。
大学(大学院、短期大学を含む)の学生で、大学から推薦された方を対象に、実際の研究業務を体験してもらう「インターンシップ」を実施しています。

研究所の見学について

農業環境問題や当研究所の研究内容に関心のある個人・団体の見学を歓迎します。原則として1か月前までに、見学申し込み先(広報情報室)にご連絡ください。