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研究成果はどのように発表されましたか?(1) - イネゲノムと未来 - 未来を切り拓くお米のチカラ - 新農業展開ゲノムプロジェクト

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よくある質問

研究成果はどのように発表されましたか?(1)

1998年、日本が中心になって世界中の研究機関が結成したプロジェクト(IRGSP)が生まれました。その目的は世界のイネ研究者に正確なイネゲノム配列情報を提供するもので、国の違いを乗り越え、研究推進、研究資源、情報、技術の共有、各種標準の統一を行いました。我が国は全体の半数の染色体を担当し、このイネ日本晴の全塩基配列を解読するプロジェクトの牽引車となって来ました。イネのゲノムサイズは389Mbであり、そのうちの95%、 370Mbの塩基配列を決定しました。
2004年12月、国際コンソーシアムは当初の目的を達成し、完全解読終了しました。この結果は12月13日に島村農林水産大臣に報告されました。今回解読されたイネの全塩基配列はイネの重要な遺伝子とその役割を明らかにすることにより、人類の役に立つイネの育成に役立ちます。またイネの情報は、イネ科と呼ばれるムギ、トウモロコシ、サトウキビなどの主要な穀物の品種改良にも役立ちます。

(イネゲノムの塩基情報はIRGSP 国際イネゲノム塩基配列解析プロジェクト をご覧ください)

イネの12本の染色体(上/模式図、右下/蛍光顕微鏡写真)

島村農林水産大臣にイネゲノム全塩基配列解読を報告する解読チームの代表者と感謝状

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