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食と農の科学館の見学会に協力しました
茨城県常総市にある大生小学校の5年生が、米の勉強をするために、1月28日に食と農の科学館に見学に訪れました。常総市は、昨年9月に鬼怒川が決壊し、洪水の被害にあった地域ですが、子供たちは元気いっぱいでした。
食と農の科学館のスタッフが入念に準備したプログラムは、「お米○×クイズ」「お米を食べる虫の観察」「館内見学」から構成され、子供たちが飽きずに時間を過ごせるように工夫が凝らされていました。この写真は、「館内見学」の時間に現れたイネの害虫、アカスジカスミカメのキャラクター「スジヲ」と子供たちの触れ合いの1シーンです。
「お米○×クイズ」は盛り上がりました。問題は6問で、私もわからなかったものが含まれていましたが、多くの子供たちが全問正解して記念品をもらっていました。
「お米を食べる虫の観察」には、コメの代表的な害虫である、コクゾウムシ、ノシメマダラメイガ、コクヌストモドキの実物と害虫カードを提供することによって、私たちも協力しました。コクゾウムシ模型も小学生に見てもらえて、破損箇所を修復した甲斐がありました。
熱心に顕微鏡で虫の観察を続ける子供たちの中には、将来、昆虫の研究者になる人もいるかもしれませんね。
食と農の科学館は休日でも開館しており、入館無料です。団体でなければ予約も必要がありません。お近くの方は、ぜひご家族連れでお立ち寄りください。
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更新日:2019年02月19日