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2013年07月18日
乳白粒をはじめとする白未熟粒の発生は、気温や日射の気象条件の他、水稲の生育状態に左右されます。コメの買い取り価格は、検査等級により決定されますが、白未熟粒の多発は落等要因となり、買い取り価格の低下を招きます。
胴割れとは米粒の内部に亀裂が生じる現象で、精米するときに砕けやすくなるため、コメの流通過程で大きな問題となります。胴割れは刈り遅れや収穫後の急速な乾燥で増えることが知られていましたが、近年頻発している高温登熟条件でも発生しやすいことがわかってきました。
2013年07月17日
近年、水稲登熟期の不良気象条件による玄米品質低下が頻発しています。2007年には南九州産の早期水稲で、登熟前半の日照不足とその直後の台風に伴う高温乾燥風(フェーン)で乳白粒が大量に発生しました。
地域レベルで気候変動の影響を評価する主要な方法として、地球規模で計算される解像度数百kmの大気大循環モデルの出力を境界値として、領域気候モデルにより解像度数十kmのデータにダウンスケールする方法があります。
2013年07月01日
近年、気候変動の増大を一因として乳心白粒が多発しています。2007年には九州南部の早期水稲で、日照不足と台風通過後の乾燥風で乳心白粒が大量に発生しました。
熱帯・亜熱帯地域では、イネの開花期の極端な高温によって花粉障害型の不稔(高温不稔)が度々発生しています。温暖化の進行で近い将来、国内でも高温不稔の発生が収量に影響を与えることが懸念されますが、その詳しい発生温度や品種間差は十分には解明されていません。