【ワークショップ−3】
モンスーンアジアの植物資源とアレロケミカルの探索

概要

日程: 10月6日(火)9:00-17:00
10月7日(水)9:30-12:00
会場: エポカルつくば(つくば国際会議場)
後援: 生物系特定産業技術研究支援センター(イノベーション創出基礎的研究推進事業)
使用言語: 英語

開催趣旨

近年,アレロケミカル (他感物質)に関する研究が進み,植物が身を守ったり,相互に通信する手段として認識されるようになりました。このような物質から新規な生理活性物質の開発をしたり,あるいはこのような成分を直接利用した環境に安全な農業および食糧生産が期待されています。
そこで本会議では,モンスーンアジアを中心に分布している植物から新たなアレロケミカルを探索し,その利用を図ることを目的とし,モンスーンアジア地域の植物資源が豊富な国の研究者を招へいし,それぞれの国における研究の現状を発表していただき,今後の共同研究方向について討議します。

コンビーナー

藤井義晴,加茂綱嗣

口頭発表(招待講演)

10月6日(火)9:00〜17:00

  1. アレロケミカルに関する研究の概説
    藤井義晴((独)農業環境技術研究所)
  2. 日本におけるアレロケミカルに関する研究
    平舘俊太郎((独)農業環境技術研究所)
  3. パキスタン北部辺境州におけるアレロパシー植物
    Syed Abdullah Gilani (コハト大学、パキスタン)
  4. 新植物成長調節因子としてのストリゴラクトン
    米山弘一(宇都宮大学)
  5. ペルシャの伝統的なアレロパシー植物および薬用植物
    Majid Azizi Arani (フェルドウシ大学マシェド校、イラン)
  6. 日本とバングラデシュにおけるイネのアレロパシーとアレロパシー物質
    加藤 尚(香川大学)
  7. マラヤ列島地域のアレロパシー植物
    Baki Bin Bakar (マラヤ大学、マレーシア)
  8. ミナトアカザに含まれるバニリン酸および抽出物アセトン画分の抗酸化能
    Abd El gwad Hamada(ベニ・スエフ大学、エジプト)

10月7日(水)9:30-12:00

  1. 中国におけるアレロパシー植物
    Chuihua Kong (北京農業大学、中国)
  2. 植物成長促進作用を持つアレロケミカル
    山田小須弥(筑波大学)
  3. 数種のマメ科植物に含まれるシアナミド
    加茂綱嗣((独)農業環境技術研究所)

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