国立研究開発法人農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究センター
遺伝子組換え研究推進室 |
<あ行へ | さ行へ> |
か行
核移植(Nuclear Transfer) | |
---|---|
【用語説明】 | 核を除去あるいは不活性化した細胞に、他の細胞から取り出した核を移植すること。例えば、未受精卵子の核を除去し、他の細胞核を移植することにより、同じ遺伝情報をもつクローン動物を作ることができる。 |
グアニン(Guanine) | |
---|---|
【用語説明】 | DNAはリン酸、糖(D-デオキシリボース)、塩基から成るヌクレオチドがいくつもつながり形作られる。その塩基の成分にはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類が存在するがグアニン(G)は、そのうちの1つである。
DNAの二重らせんのなかではシトシン(C)と結合し、遺伝子設計図の化学物質の1つを担っている。 |
組換えDNA(Recombinant DNA, Recombinant Deoxyribonucleic Acid) | |
---|---|
【用語説明】 | 生細胞内で複製可能なDNA(RNAその他の遺伝物質を含む)と異種のDNAを、試験管内で結合させることにより作製されたDNAのこと。 |
組換え体の環境放出(Environmental Release of Recombinant Organism) | |
---|---|
【用語説明】 | 遺伝子組換え生物などを環境中で拡散防止措置なしに使用する場合をいうが、組換え作物を一般ほ場で栽培するなどの意図的な環境放出と組換え微生物を培養中に装置が破損して漏れ出すなどの非意図的な環境放出がある。 |
ゲノム編集(genome editing) | |
---|---|
【用語説明】 | 人工ヌクレアーゼ(部位特異的ヌクレアーゼ)を用いて、ゲノム上の特定の場所を切断することにより突然変異を誘発する技術。放射線などによるランダムな突然変異誘発とは異なり、部位を特定して突然変異を誘発することができる。新しい育種技術の一種。 |