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平成18年


過去の死亡事故の動向
  (平成17年以前)






 平成18年に発生した農作業による死亡事故件数は、391件と前年より4件減少した。
 事故区分別では、農業機械作業によるものが242件(62%)、農業用施設作業によるものが26件(7%)、機械・施設以外の作業によるものが123件(31%)となっている。
 また、年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が305件と死亡事故全体の78%を占めている。

平成18年の農作業死亡事故について

1 調査対象及び調査対象期間
  1. 調査対象
    全国における農作業事故死亡者。
  2. 調査対象期間
    平成18年1月1日〜12月31日の1年間。
2 調査方法
 本調査は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、平成18年1月1日〜12月31日までの1年間の農作業死亡事故について、都道府県職員が厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡小票を閲覧する等の方法により実施した。

3 調査結果の概要
3−1 概要
(1) 平成18年の農作業死亡事故件数は、391件となっている。
(2) 事故区分別にみると、
  1. 農業機械作業に係る事故(以下「機械に係る事故」という。)は、242件(62%)
  2. 農業用施設作業に係る事故(以下「施設に係る事故」という。)は、26件(7%)
  3. 農業機械・施設以外の作業に係る事故(以下「それ以外の事故」という。)は、123件(31%)となっている。
(3) 年齢階層別にみると、65歳以上の高齢者の事故が305件となり、事故全体に占める割合は78%となっている。

(4) 男女別にみると、男性が330件(84% 、女性が61件(16%)となっ)ている。
3−2 「機械に係る事故」の発生状況

(1) 機種別事故発生状況
 機種別では、乗用型トラクターによる事故が最も多く115件(機械に係る事故の48%)、次いで農用運搬車(動力運搬車、農業用トラック等)が53件(22%)、歩行型トラクターが26件(11%)とこれらの3機種で、機械に係る事故の80%を占めている。

(2) 原因別事故発生状況
 乗用型トラクターでは、機械の転落・転倒が84件(当該機種による事故の73%)と最も多く、次いで道路上での自動車等との衝突が9件(8%)となっている。
 農用運搬車及び歩行型トラクターについても、乗用型トラクターと同様、機械の転落・転倒によるものが最も多くなっており、それぞれ20件(38%)、10件(39%)となっている。
3−3 「施設に係る事故」の発生状況
施設に係る事故は作業舎の屋根等「高所からの墜落・転落」が最も多く10件、(施設に係る事故の39%)となっている。
3−4 「それ以外の事故」の発生状況
それ以外の事故は熱中症等を含む「作業中の病気によるもの」が23件(19%)と最も多く、次いで「木等の高所からの転落」、「稲わら等焼却中に火にまかれるもの」及び「溺水」が、それぞれ20件(16%)となっている。


 この資料は、平成20年6月20日に農林水産省生産局からプレスリリースされたものを編集して作成しています。

【 プレスリリース全文 】 (PDF 7ページ 30.5KB)


 
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