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バイオ燃料変換技術研究開発

農研機構
バイオマス研究センター
食品総合研究所

お役立ち(Q&A)


Q

バイオ燃料は何からできていますか?


A

家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源からできています。木くず焚きボイラーやペレットストーブ等による直接燃焼、炭化などは従来から広く利用されてきている技術です。さらに、家畜排せつ物等を原料としてメタンガスを生成するメタン発酵や食品廃棄物である廃食用油からバイオディーゼル燃料を作り出すエステル化等の技術は、各地において利用が進められています。でんぷん(トウモロコシ)や砂糖(サトウキビ)を原料としてエタノール発酵し液体燃料を製造する技術については既に実用化されており、生産から自動車利用までの一貫したシステムの実証が行われています。セルロース系バイオマスである木質系廃材・未利用材を糖化してエタノール発酵する技術開発は実証段階で進められています。

(資料 バイオマスニッポン総合戦略)