生物系特定産業技術研究支援センター

所長挨拶

生物系特定産業技術研究支援センター 所長

生物系特定産業技術研究支援センターは、昭和61年に発足した「特別認可法人 生物系特定産業技術研究推進機構」を前身とし、平成15年の「独立行政法人 農業技術研究機構(農研機構)」との統合を経て、平成28年の農研機構と農業生物資源研究所など3法人の統合の際に研究資金の配分業務に特化した現在の組織となりました。

現在、当センターは、基本計画等の国が定めた研究戦略等に基づいて行う基礎的な研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
具体的には、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット型農林水産研究開発事業)、基礎研究から実用化・事業化までの研究開発を一気通貫で推進し、府省連携による分野横断的な研究開発に産学官連携で取り組むプログラム(戦略的イノベーション創造プログラム)、「『知』の集積と活用の場」による技術革新を通じたオープンイノベーション(イノベーション創出強化研究推進事業)、スタートアップの総合支援(スタートアップ総合支援プログラム)等を実施しています。
研究開発の実施に当たっては、前述の研究戦略等の実現に必要な技術的課題の解決に取り組むのにふさわしい機関に研究課題を委託するとともに、出口を見据えて執行管理を行い、着実に社会実装に結び付けることを目指しています。

今後とも資金配分業務の適切かつ着実な推進により本分野の研究開発を支援してまいりますので、引き続き皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。