計画構想
女性研究者が、世界で存在感のある優れた研究者として、ワークライフバランスを保ちつつ総合的な研究能力を身につけて躍進するために実施する<双方向キャリア形成プログラム農環研モデル>は、次世代や若手を育成すると共にそれに関わる研究者の指導力や総合的な研究力を向上させ、双方向に女性研究者のキャリア形成を促進します。これにより、理系の研究者を目指す女子学生の裾野拡大から、若手・中堅の女性研究者の家庭と仕事の両立支援とキャリア向上までの支援策を、総合的かつ効率的に推進します。
キャリア形成・研究力向上のための支援
- 国際経験蓄積プログラム、ポスドクキャリア向上プログラムにより、女性ポスドクの研究実践力の向上を図ります。
- 女性研究者の指導力やメンターとしての資質の向上等の総合的な研究力の養成を図ります。
- 優秀な若手女性研究者の表彰制度を設けます。
出産・育児・介護との両立支援
- 育児・介護などに関わる女性研究者を支援する女性ポスドクなどを、支援研究員として採用します。
- Web上に育児・介護等に関する情報窓口および相談窓口を開設します。
- 実態を踏まえて、専門家によるセミナーの開催や制度の見直しの提言を行います。
次世代育成支援
インターンシップやアウトリーチ活動を通じて、理系女子学生の裾野拡大を図ると共に、女性研究者のサイエンスコミュニケーション能力を向上させます。
