イネの各部分の姿と役割を知る
日本に住んでいると、田んぼや稲穂としてイネを見かける人は多いと思いますが、じっくりとイネの姿を観察したことがある人は あまり多くないかもしれません。

ここでは写真と図を中心にイネの一生で紹介した生長段階ごとの姿(形態)や器官ごと(根・ 葉・茎・花など)の形を詳しくご紹介します。









育てやすく、たくさんとれるイネを効率よく作るためには、イネの各部分の形やそのはたらきをきちんと調べて、どの遺伝子が、いつ、どのように働いているかを知ることが必要なので、その知識を深めるための研究も進められています。
生長にあわせて役割に適した形に
土の中の養分・水分を吸収する根、光合成によって栄養を作り出す葉、養分を穂に運ぶ茎、そして種(お米)を作るための花・・・といった具合に、イネの各部分にはそれぞれの役割があり、生長にあわせてその役割に適した形に変わっていくんだよ。
