
農業生物先端ゲノム研究センター
ダイズゲノム育種研究ユニット
- トピック1
- さまざまな突然変異を含む多数のダイズ系統を作出
2016年3月1日のプレスリリース
- トピック2
- ダイズやコムギ等のDNAマーカー育種の利用促進に向け情報を一元化
2015年3月30日のプレスリリース
- トピック3
- 大豆の落ちこぼれを救う遺伝子
2014年12月1日のプレスリリース
- トピック4
- ダイズの日長反応性を介した開花制御に関わる遺伝子を解明
2012年6月6日のプレスリリース
平成24年度の主な研究成果
- トピック5
- 日本のダイズ品種「エンレイ」のゲノム情報の解析
トピック5 |
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日本のダイズ品種「エンレイ」のゲノム情報の解析 | |
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ダイズは三千年以上前に中国で栽培化されたと考えられています。日本へは遅くとも弥生時代に伝搬し、栽培が始まりました。長い年月の間に、中国と日本のダイズ品種群は遺伝的な違いを生じました。また、現在のダイズの主産地である南北アメリカのダイズ品種の多くは、中国品種に起源しています。
私たちは、日本品種「エンレイ」の詳細なゲノム情報を解析し、その成果をダイズのゲノム情報を統合したデータベース「DAIZUbase」として公開しました。 「エンレイ」の詳細なゲノム情報は、日本のダイズ品種の特徴を理解し、その優れた特質を保ちながら品種改良を行うために利用されます。 |
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品種による遺伝的特徴の違い ダイズは品種によって、種子の色・形や草型など、遺伝的な特徴が大きく異なります。 |
![]() DAIZUbaseの概要 「DAIZUbase」はゲノムブラウザとビューワから構成されており、ダイズの全染色体のゲノム配列や、地図情報、cDNA(機能している遺伝子)の情報、DNAマーカー情報などを調べることができます。それぞれのデータベースは高度に統合されており、相同性検索(BLAST検索)やキーワード検索により、DAIZUbase中の全情報を検索・閲覧することができます。 →DAIZUbase トップページ(英語): URL: http://daizu.dna.affrc.go.jp |