遺伝資源センター

保存・情報研究ユニット(北杜地区)


北杜地区の紹介

 保存・情報研究ユニットの一部は北杜地区(山梨県北杜市)にあり、カイコ遺伝資源の保存を行っています。実用形質に特徴のあるカイコ品種を探索するとともに、新特性系統を作出し、得られた有用系統を育種素材として各研究機関に提供しています。現在、470種余りのカイコ品種が保存されています。また、これら品種を用いた遺伝学的研究も進めています。

カイコ品種育成や養蚕,基礎研究に貢献したカイコ系統(リスト)

カイコ品種名 特徴
青熟 明治時代の代表的品種
小石丸 古代絹の復元
大造 昆虫生理・生化学、ゲノム研究
琉球多蚕繭 玉繭
カイコ系統名 特徴
1sx-1系統 性決定の異常、間性突然変異体
裸蛹 カイコによる物質生産
三眠蚕 細繊度
沢J 広食性の研究
限性系統 限性品種の育成
ホメオティック突然変異 体節形成の研究
染色体突然変異 トリソミック、転座、欠失等

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