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お知らせ 概要 背景 研究手法 研究成果 今後の展開、用語説明 図1、図2 図3、図4

図3

図3. mel1突然変異体では隣接する生殖細胞が異常に結合した細胞塊が現れる。
(A)減数分裂を行う雄性生殖細胞(黄色の星印)。各々は、細胞壁および細胞膜で仕切られている。右下は、通常の生殖細胞でみられるタイプのミトコンドリアの拡大写真。
(B)mel1突然変異体の雄性生殖細胞では、隣接する細胞の仕切りがしばしば不完全で、細胞質が相互に流動的になっている(矢印)。右下は、通常は生殖細胞でみられない体細胞タイプのミトコンドリアの拡大写真。

図4

図4. MEL1遺伝子機能に関する仮説の概念図
葯や雌しべの原基(体細胞)の中で、生殖始原細胞が分化するとき、生殖細胞で特異的に働く遺伝子を活性化する因子(未解明)が働くと同時に、生殖細胞で働くべきではない遺伝子を不活化する因子の存在が考えられる。MEL1は、後者の不活化を実行する因子の1つである可能性が考えられる。


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