収穫果実の症状ごとの原因推定(収穫果実の被害要因)

 

収穫した果実について被害状況から原因を特定しました
       害虫以外の被害果もあります
         (被害状況は千差万別ですが特徴的な症状を記載しています)


和名リスト(アイウエオ順分類ごとのアイウエオ順学名リス  
リンゴの加害部位別害虫名リスト    APDB top page

 

被害形態 加害状況 害虫名
果実表面に穴が開けられている(終齢幼虫の脱出した痕、ふ化幼虫の侵入口は肉眼では困難)、幼果の時期に被害を受けると果実の変形を伴う。 モモシンクイガ
ていあ部から大量の糞が出ている。 シロヒメシンクイ
広く、浅く加害された痕が認められる。 ニトベミノガミノガ科
果実が大きく変形する、果実のくぼみや、盛り上がりが認められる ハマキガ類幼果期の被害            (トビハマキ、      リンゴコカクモンハマキ、 リンゴシロヒメハマキ、 
リンゴモンハマキなど)
果実の変形は小さく、黒色の斑点状で浅い穴になる ハマキガ類夏期の被害(トビハマキ、      リンゴコカクモンハマキ、 リンゴシロヒメハマキ、 
リンゴモンハマキなど)
被害を受けた部分が凹み、果肉は褐変する カメムシ類       (クサギカメムシ、           チャバネアオカメムシ)及びセミ類の吸汁被害
害虫以外の被害果
突っついたり、ひっかいたりしたキズ、大きくえぐられることもある。成熟後に加害。 鳥害(鳥害果実
果皮が黒く同心円状に変色する 病害(被害果)
浅くくぼみ、黒褐色の斑点ができる 生理障害(ビターピット

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