平成21年度 研究成果報告

低コストアルカリ処理による木質系バイオマスの酵素糖化前処理法の開発

(独)森林総合研究所

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平成21年度の目標と成果

平成21年度目標:前処理蒸解条件の見直しによる省エネルギー化

@ 加熱形態の見直し

従来の加熱形態(バッチ式を基本)
↓
見直し後(連続式を基本)

A アルカリ濃度の見直し

バッチ式反応釜を用いた、アルカリ濃度の検討

結論:
アルカリ濃度を上げることにより、蒸解時間の短縮または蒸解温度の低温化が可能となった。

平成22年度の目標

NaOH 7%、蒸解温度164℃でリグニン量7.3%、エネルギーは従来の85%以下となった。
酸素漂白と組み合わせて、さらに低リグニン、低エネルギー化へ検討を進める。

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