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バイオ燃料変換技術研究開発

農研機構
バイオマス研究センター
食品総合研究所

平成21年度 研究成果報告

A210 易分解性糖質蓄積稲わら変換技術の統合・最適化

(独)農研機構 食品総合研究所

区切り線

DiSC ( Direct Saccharification of culm )法の開発

  1. 稲わらの稈部を利用しエタノール発酵を行う
  2. 前処理なし!!!
  3. 直接酵素糖化!!
  4. 遺伝子操作微生物を使わない!
  5. 低コストで高濃度エタノール生産可能!!

A. 稲わら(一般圃場からの試料例)

   
        稲わらの構成成分グラフ         

B. 稲わら(部位別、成分管理を行った試料)

稲わらの稈部には多くの易分解性糖質が局在している。

   
稲わらの部位         
        稲種別、稲わら部位別の易分解性糖質含量グラフ         

C. 風力選別による稈部の回収

幹部は風力選別によって分離・回収・濃縮が可能。
   

風力選別のイメージ         

D. Disc法による高濃度エタノール生産(酵母)

既存のバイオマスのエタノール変換プロセスとは異なり、前処理なしでも高濃度のエタノール生産が可能。
   

        エタノール生産グラフ         

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