平成21年度 研究成果報告
A262 バイオエタノール製造工程における統合プロセスの解析
宮城大学
LCA手法を用いた易分解性糖蓄積稲わらからのバイオエタノール生産プロセスにおける
コスト、CO2、エネルギー収支の予測


易分解性糖蓄積稲わらからバイオエタノールを生産するプロセスについて、想定されるモデルプロセスを作成し、LCA手法を用いて解析したところ、 生産コスト125円/L、CO2排出量0.92kg/L、エネルギー収支比2.0の水準の達成が期待できることを示した。

セルロース糖化に伴う酵素コストを低減することにより、通常稲わらもバイオエタノールの資源として有望であると推察した。