野菜茶業研究所

(農業者の自家増殖)

• 農業者の自家増殖とは、農業者 (農業者個人と農業生産法人注) が登録品種の種苗を用いて収穫物を得、その収穫物を自己の農業経営においてさらに種苗として用いることです。また、自家増殖を開始するにあたって当初に利用する種苗は、育成者権者又はその許諾を得て譲渡されたものでなければなりません。
• 農業者の自家増殖については、原則として育成者権は及びませんが、それを制限する契約を結んだ場合又は省令で定める81種類の栄養繁殖植物 (当研究所育成品種は、該当ありません) については、農業者の自家増殖にも育成者権は及ぶので育成者権者の許諾が必要です。

詳細については、「農林水産省 食料産業局 新事業創出課 品種登録ホームページ」でご確認ください。
【3. リーフレット・パンフレット掲載案内】の「農業者の自家増殖の対象外の植物の追加」に関するパンフレットが分かりやすいです。

注『農業生産法人』とは、農地法第2条第3項に規定する法人。