(ウイルス)
| 植物名: | アルストロメリア(ユリズイセン) アルストレメリア科 Alstroemeria spp. 及び種間雑種 | ||||||
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| 病原菌: | Alstroemeria mosaic virus(AlMV),Alstroemeria virus X Arabis mosaic virus,Cucumber mosaic virus,Lily symptomless virus Potyvirus,Tobacco mosaic virus | ||||||
| 病徴写真 | |||||||
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| 病徴: | LSLV:葉にモザイクが現れる。葉は縮小して巻き奇形葉となり、花も奇形花となる。重症の場合には茎の伸長も抑えられ、写真のように縮れた葉が地面付近にある草姿になることから現地では「キャベツ症」と呼ばれた。AIMV:激しい場合株全体が萎縮するが、生育に影響するほど激しい病徴を示すことは少な く、葉にモザイク症状、条状にえそまたは退色斑点が生じるのだけで、花にはさほど影響しない場合が多い。しかし、葉に病斑が現れるため、著しく品質を損ねる。 |
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| 発生時期: | 周年 |
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| 発生場所: | 施設 |
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| 防除法: | ウィルスフリー苗を用いる。株分けによる増殖により、汚染球根が増加してしまうので、被害株は抜き捨てる。AMVではアブラムシが媒介するため、施設は寒冷しゃで被覆して、侵入させないなどの管理が必要である。 |
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| 備考: | アルストロメリアには合計9種類のウイルスが報告されている。うちトスポウイルスには個別(黄化えそ病、条えそ病)の病名がつけられている。全国のアルス トロメリア産地でのウイルス病調査(Fuji et al.JGPP73:216-221(2007)ではAlstroemeria mosaic virus(AlMV)の単独または重複感染が主であるとされた。 |
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| 文献: | 藤田 隆ら:日植病報 63(6):486,1996,安田 茂・夏秋啓子:日植病報 61(6):603,1995 |
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| 外部サイト: | |||||||
| 記述者: | 菅原敬(山形県庄内産地研究室),植松(千葉県暖地園研環境研)、築尾嘉章(花き研) |
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| 記載日: | 2012年6月20日 | ||||||
