(ウイルス)
植物名: | アネモネ(ボタンイチゲ) キンポウゲ科 Anemone coronaria | |
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病原菌: | Impatiens necrotic spot virus(INSV) | |
病徴写真 | ||
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病徴: | 葉や花茎がモザイク症状となり、褐色えそ斑点を伴う。 |
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発生時期: | 春と秋 |
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発生場所: | 施設 |
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防除法: | 保毒アザミウマが媒介するため、必ず寒冷紗で全ての開口部を被覆してアザミウマの侵入を防ぐ。 |
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備考: | INSVはTSWVと同じTospovirusに属し、多犯性で、広範囲な草花・花木類・観葉植物に感染する。海外では花き類を中心に34科の植物で被害が報告されており、花きの重要病害となってい る。本ウイルスはおもにアザミウマ類によって伝搬される。種子伝染、土壌伝染およびアブラムシ類による伝搬はないが汁液伝染する。 |
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文献: | 長野県病害虫発生予察特殊報第2号(H13.10) |
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記述者: | 築尾嘉章(花き研) |
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記載日: | 2012年6月13日 |