花き研究所

花き病害図鑑

葉腐病(ハグサレビョウ)

Leaf blight(糸状菌)

植物名: インパチエンス(アフリカホウセンカ) ツリフネソウ科 Impatiens walleriana
病原菌: Rhizoctonia solani AG-1 培養型IB
病徴写真

葉の症状

発生の様子

茎の症状

茎に激しく発病すると茎折れを生じる。
病徴:

はじめ、葉や茎に暗緑色水浸状の病斑を生じる。病斑は急速に拡大し、全身に葉腐れをおこし、乾燥して葉枯れ症状を呈する。茎では発病部がくびれ、しばしば茎折れを起こす。植栽内部の湿度が高いところでは、病原菌がくもの巣状に見えることがある。

発生時期:

主に6月~8月

発生場所:

露地

文献:

小野 剛ら 関東東山病害虫研究会報58:67-68,2011

記述者:

小野 剛(東京都農林総合研究センター)

記載日: 2012年2月23日

研究センター