花き研究所

花き病害図鑑

うどんこ病(ウドンコビョウ)

Powdery mildew(糸状菌)

植物名: オダマキ(セイヨウオダマキ、アクイレギア、苧環、ミヤマオダマキ) キンポウゲ科 Aquilegia spp.
病原菌: Erysiphe aquilegiae
病徴写真

葉身に放射状の紫褐色斑点が見える。気中菌糸はごく薄いため見にくい。

葉の表面に菌糸(矢印)が見える。

葉の病徴。患部に薄く気中菌糸を生じる。

初期の病徴。

ミヤマオダマキうどんこ病の病斑。菌叢は薄い。

ミヤマオダマキの病斑。病斑が消えると跡が紫色の境界の不明瞭な斑点になる。

菌糸が直線的に伸長し、吸器をのばしたところが紫色に変色し線状に並ぶ。
病徴:

葉に発生する。葉身にうっすらとした白い気中菌糸が現れ、やがて拡大する。気中菌糸がごく薄く、葉の罹病部が紫褐色に見える場合もある。

発生時期:

発生場所:

施設

文献:

本間ヤス:北大農紀38:331,1937(昭12)

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

菅原敬(山形県庄内産地研究室)

記載日: 2012年2月7日

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