Stem canker(糸状菌)
植物名: | バラ(バラ類) バラ科 Rosa spp. | |||
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病原菌: | Diapleella coniothyrium, Coniothyrium fuckelii, Leptosphaeria coniothyrium | |||
病徴写真 | ||||
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病徴: | 茎に主に発生する。病斑のまわりは盛り上がり、赤紫色~黒褐色に縁取られた、ややくぼんだ褐色の病斑が広がる。病斑部には黒いぶつぶつ(分生子殻)が認められる。茎を病斑が取り巻くと、病斑の上部は枯死する。 |
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発生時期: | 周年 |
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発生場所: | 施設 |
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防除法: | 侵された枯れ枝は切り取る。剪定を行い、通風を図り、株元まで光が入るようにする。 |
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備考: | 異名のConiothyrium fuckeliiは本菌の不完全時代の名前。 |
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文献: | 安部卓爾:病虫雑 21(1):52,1934(昭9) , 白井光大郎:植物病理学(下) 238,1884;勝本 謙:植物病原菌類図説(小林享夫ら編) 579,1992 |
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外部サイト: | ||||
記述者: | 植松清次(千葉県暖地園研環境研)、木口忠彦(道花野セ) |
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記載日: | 2012年2月14日 |