花き研究所

花き病害図鑑

紅粒茎枯病(コウリュウクキガレビョウ)

Dieback(糸状菌)

植物名: フッキソウ(キチジソウ) ツゲ科 Pachysandra terminalis
病原菌: Pseudonectria pachysandricola
病徴写真
病原菌写真
病徴:

茎では灰褐~褐色の病斑が生じ、次第に拡大して全集を覆うと上部が萎凋枯死する。しだいに罹病部は暗褐色に腐敗し、多湿条件下で表面に初め淡橙色、後に赤 色となる小粒が密生する。葉では灰緑褐~灰褐色の類円~不整形の病斑が生じる。激発すると地上部が坪枯状となることも多い。

発生時期:

12月

発生場所:

露地

文献:

竹内 純・堀江博道:日植病報 59(3):285, 1993

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

佐藤豊三(農業生物資源研究所)

記載日: 2009年10月21日

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