Wilt(糸状菌)
| 植物名: | カーネーション ナデシコ科 Dianthus caryophyllus | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 病原菌: | Fusarium oxysporum f.sp. dianthi | ||||
| 病徴写真 | |||||
|
|||||
| 病原菌写真 | |||||
|
|||||
| 病徴: | 維管束が侵されるため、株全体が生気を失い萎凋し、下葉から枯れ上がる。罹病株の根および維管束は褐変しており、根幹部が腐敗することもある。 |
||||
| 発生時期: | 生育期全般 |
||||
| 発生場所: | 施設 |
||||
| 防除法: | 発生の見られたほ場や連作ほ場では環境耐性の強い厚壁胞子が土壌中で長期間生存するので、土壌消毒が必要である。また抵抗性品種との併用が効果的である。 |
||||
| 備考: | カーネション栽培上、萎凋細菌病と並んで最大の土壌病害。萎凋細菌病が真夏を中心に発生が多いのに対し、本病は生育期全般に渡り、秋口や収穫間際まで発病する。 |
||||
| 文献: | 瀧元清透:花卉及温室作物の病害46,1939(昭14);,松尾卓見ら:日植病報26 (5):217,1961;松尾卓見ら:日植病報38(3):169,1972 |
||||
| 外部サイト: | |||||
| 記述者: | 岡田清嗣(大阪府環境農林水産総合研究所)、築尾嘉章(花き研) |
||||
| 記載日: | 2012年1月27日 | ||||
