花き研究所

花き病害図鑑

モザイク病(モザイクビョウ)

Mosaic(ウイルス)

植物名: ガーベラ キク科 Gerbera spp.及び種間雑種
病原菌: Cucumber mosaic virus(CMV),Tobacco mosaic virus(TMV)
病徴:

CMV:葉にモザイクを生じ、ときに花弁にも斑入りを生じる。TMV:葉にモザイクを生じる。

発生時期:

施設

防除法:

CMV:寒冷紗で施設の全ての開口部を被覆して、有翅のアブラムシを侵入させないなどの管理をする。

備考:

本病の病原には2種類のウイルスがある。被害、発生面積ともにCMVによるもの方が大きい。えそ輪紋病、モザイク病以外のガーベラのウイルス病としては輪紋モザイク病とウイルス病が知られるが被害は少ない模様。

文献:

小室康雄:農及園37(10):1667,1962

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

築尾嘉章(花き研究所)

記載日: 2012年1月26日

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