花き研究所

花き病害図鑑

白斑病(ハクハンビョウ)

Fleck(ウイルス)

植物名: グロリオーサ イヌサフラン科 Gloriosa superba
病原菌: Gloriosa fleck virus#(GlFV)
病徴:

葉に白斑症状を生じる。

発生時期:

生育期

発生場所:

施設

備考:

グロリオーサのウイルス病には3種類が知られる。荒城によると病徴によって白斑型、条斑モザイク型、穏やかな斑紋型の3種類に区別され、それぞれが順に GlFV、GSMVおよびCMVが主たる病原ウイルスとされた。うち白斑型は伝染性が未確認のため、病名, ウイルス名とも再検討を要するとされている。

文献:

荒城雅昭ら:日植病報 46(1):59,1980 ,  荒城雅昭ら:日植病報 51(5):632,1985

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

植松清次(千葉県暖地園研環境研)、築尾嘉章(花き研)

記載日: 2012年1月11日

研究センター