花き研究所

花き病害図鑑

立枯病(タチガレビョウ)

(糸状菌)

植物名: クサキョウチクトウ(オイランソウ、フロックス) ハナシノブ科 Phlox paniculata
病原菌: Rhizoctonia (2核)
病徴写真

下葉が黄化・落葉し、やがて枯れる。

根部は地際部中心に褐変している(写真では一部切断面を示す)。
病原菌写真

病原菌の核染色。1細胞内に核は二つ。
病徴:

はじめ地上部が萎れる。やがて下葉が黄化・落葉し茎だけになり全草が枯れる。このような株を掘りとると地際部を中心に根が褐変している。

発生時期:

夏期(梅雨時期)

発生場所:

露地

文献:

日本植物病名データベースには未記載。

記述者:

築尾嘉章(花き研究所)

記載日: 2011年11月29日

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