花き研究所

花き病害図鑑

灰色かび病(ハイイロカビビョウ)

Gray mold(糸状菌)

植物名: ラークスパー キンポウゲ科 Delphinium consolida
病原菌: Botrytis cinerea
病徴写真

小花の発病。淡褐色の病斑が広がる。

花穂の被害。軟化腐敗して大量の分生子を生じる。

茎葉の被害。

別品種の茎葉の被害。
病徴:

茎葉および花弁(がく片)に発生する。葉では暗緑色~褐色の不整形病斑を生じる。花では淡褐色の病斑が広がり、病勢が進むと小花や花穂全体が軟化腐敗する。しばしば患部にしばしば分生子を生じる。

発生時期:

秋~春

発生場所:

施設

文献:

堀田治邦:日植病報 60(6):792, 1994

記述者:

菅原敬(山形県庄内産地研究室)

記載日: 2009年1月25日

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