花き研究所

花き病害図鑑

葉枯病(ハガレビョウ)

-(糸状菌)

植物名: リンドウ リンドウ科 Gentiana scabra
病原菌: Septoria gentianae
病徴写真

褐色、大小の病斑。

大型病斑。
病徴:

葉に発生する。はじめ淡褐色の小斑点を生じ、やがて拡大して直径約5mmの周縁部が紫褐色、中心部が淡褐色の病斑になる。多発時には融合して大型の病斑となる。

発生時期:

7月

発生場所:

露地

防除法:

降雨の多い時期や多湿なほ場で多発生しやすい。また、前年の罹病茎葉残渣が伝染源になると考えられるため、これらはほ場外に持ち出して処分する。発生期には予防的に防除を行う。

文献:

石山哲爾:札幌博物会報 13(3):218, 1934(昭 9) ,  大野義文ら:関東病虫研報 43:117, 1996

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

菅原敬(山形県庄内産地研究室)

記載日: 2008年11月5日

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