花き研究所

花き病害図鑑

えそ萎縮病(エソイシュクビョウ)

Necrotic dwarf (ウイルス)

植物名: リンドウ リンドウ科 Gentiana scabra
病原菌: Clover yellow vein virus(CYVV)
病徴写真

紫色の斑点

葉のえそ斑と枯れ込み

葉のえそ斑と枯れ込み(拡大)
病徴:

はじめ紫の斑点が葉に現れる。これが拡大して中心部が淡褐色、周縁が紫の斑点となる。斑点は融合して葉全体が紫となって枯死する。

発生時期:

6~8月

発生場所:

露地

備考:

病原の和名はクローバー葉脈黄化ウイルス、病原の異名はBean yellow mosaic virus-Nインゲンマメ黄斑モザイクウイルスえそ系。なお本症状株中にはBBWVとの重複感染も認められらる。

文献:

梶 和彦ら:日植病報 59(1):57,1993 ,  梶 和彦ら:日植病報 59(6):763,1993

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

木口忠彦(道花野セ)、築尾嘉章(花き研)

記載日: 2012年7月24日

研究センター