花き研究所

花き病害図鑑

茎腐小粒菌核病(クキグサレショウリュウキンカクビョウ)

Stem rot(糸状菌)

植物名: ルリタマアザミ(エキノプス) キク科 Echinops ritro
病原菌: Sclerotinia minor
病徴写真

下位葉の褐変。

地上部の萎凋、葉枯れ。

地際部の褐変、腐敗。
病原菌写真

葉に形成された小形の菌核

菌核から形成された子のう盤

菌核から形成された子のう盤
病徴:

茎が腐敗し、萎凋する。萎凋株の地際茎や下位葉は褐変、腐敗し、地際茎表面に白色の菌糸や菌糸塊がみられ、やがて小形の菌核が形成される。

発生時期:

春~夏

発生場所:

露地

文献:

忠英一ら:日植病報73(3):219,2007 ,  原田幸雄ら:日植病報74(3):176,2008

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

忠 英一(フラワーセあおもり)

記載日: 2009年1月25日

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