花き研究所

花き病害図鑑

てんぐ巣病(テングスビョウ)

Witches' broom(糸状菌)

植物名: サクラ類 バラ科 Prunus spp. 及び種間雑種
病原菌: Taphrina wiesneri
病徴写真
病徴:

枝の中ほどから細い枝が叢生し、ほうき状から鳥の巣状になる。罹病葉は健全葉に比べて緑が薄く小型になる。通常てんぐ巣は数年後に枯死し、樹勢の衰退が早まる。

発生時期:

4月

発生場所:

露地

文献:

白井光太郎:植物学雑 9(99):161, 1895 ,  白井光大郎:植物病理学(下)改訂版:163, 1900

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

佐藤豊三(農業生物資源研究所)

記載日: 2009年10月21日

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