花き研究所

花き病害図鑑

灰色かび病(ハイイロカビビョウ)

Gray mold(糸状菌)

植物名: サルビア(ヒゴロモソウ) シソ科 Salvia farinacea
病原菌: Botrytis cinerea
病徴写真

花弁から茎に発病した株

病徴

葉上に落下した花殻から葉へ病斑が拡がる(サルビア・レウカンタ)。
病徴:

花きおよび花柄、葉、茎に発生し、灰褐色の病斑と分生胞子を多数形成。

発生時期:

10月

発生場所:

露地

防除法:

開花後の花弁や老化した葉等を足がかりに発病するので、丁寧に摘み取り、定期的な薬剤散布を行う。

備考:

発生量は少ない。

文献:

山内智史ら:北日本病虫研報50:112-114, 1999

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

岡田清嗣(大阪府環境農林水産総合研究所)

記載日: 2011年5月27日

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