花き研究所

花き病害図鑑

灰色かび病(ハイイロカビビョウ)

(糸状菌)

植物名: ソリダスター キク科 ×Solidaster luteus
病原菌: Botrytis cinerea
病徴:

葉や花こう、花に発生しやすい。葉では暗褐色輪紋状を呈し、灰色のカビを生じる。花こう、花でははじめ水侵状となり、その後病斑上に灰色のカビを生じる。

発生時期:

低温過湿が続くと発生しやすい。

防除法:

密植にならないようにし、雨が多いときなどは可能なら強制的に暖房したりして過湿をさけ、また通風をよくすることが肝要である。

記述者:

植松清次(千葉県暖地園研環境研)

記載日: 2012年5月2日

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