Damping-off(糸状菌)
植物名: | ストック(アラセイトウ) アブラナ科 Matthiola incana | ||||||||||
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病原菌: | Rhizoctonia solani AG-4 IIIA | ||||||||||
病徴写真 | |||||||||||
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病原菌写真 | |||||||||||
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病徴: | 育苗中の苗や定植後間もない株に発生する。地際部付近がくびれるように褐変し、地上部は萎凋しやがて枯死する。庄内のストック立ち枯れ症状の中では立枯病 とならんで多い。苗や小さい株では罹病部が水浸状に腐敗するが、10cm程度の株では引き抜いてもちぎれないで残る。株を引き抜くと菌糸に土の粒子が絡ん で罹病部に付いてくることがある。また、罹病株周辺の地表面をよく観察するとクモの巣状の菌糸が見えることがある。 |
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発生時期: | 9月 |
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防除法: | 例年発病のみられるほ場では植え付け前に土壌消毒を行う。発病後は罹病株を早めに抜き取り処分する。 |
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文献: | 植松清次ら:関東病虫研報 40:85, 1993 |
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外部サイト: | |||||||||||
記述者: | 菅原敬(山形県庄内産地研究室) |
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記載日: | 2012年2月9日 |