花き研究所

花き病害図鑑

褐斑病(カッパンビョウ)

Brown spot(糸状菌)

植物名: トルコギキョウ(ユーストマ) リンドウ科 Eustoma grandiflorum
病原菌: Stemphylium lycopersici
病徴写真

地際部の症状
病徴:

葉では初め褐色小班点を生じ、次第に拡大して円形ないし不整形の5mm前後の斑点となる。地際部等の茎に発生し病徴が進むと茎を取り囲むように病斑が形成され、その上部を萎凋、枯死させる。

発生時期:

3月

発生場所:

施設

防除法:

1.発病葉、発病株の早期除去に努める。
2.罹病残さ等は丁寧にほ場から除去する。

文献:

粕山新二・井上幸次:日植病報 63(6):525, 1997 ,  川畑 今月の農業111-113 12.1999

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

鈴木幹彦(静岡農林研)

記載日: 2009年1月21日

研究センター