花き研究所

花き病害図鑑

白絹病(シラキヌビョウ)

Southern blight(糸状菌)

植物名: トルコギキョウ(ユーストマ) リンドウ科 Eustoma grandiflorum
病原菌: Sclerotium rolfsii
病徴写真

罹病株。高温期に発病し、急激に萎凋すると地上部は青枯れ状態となる。

罹病部はあめ色、水浸状になり、白色の菌糸で覆われる。

病勢が進展するとナタネ種子状の菌核を形成する。
病徴:

地際部の茎葉に発生する。あめ色水浸状の病斑が急激に拡大し、軟化腐敗する。罹病部や地面に白色の菌糸を生じ、やがてナタネ種子状の菌核を多数形成する。茎を取り囲むように発病すると地上部は立ち枯れ症状となる。

発生時期:

8月

発生場所:

施設

文献:

富田恭範・小木曽秀紀:関東病虫研報46:49, 1999

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

菅原敬(山形県庄内産地研究室)

記載日: 2008年11月5日

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