花き研究所

花き病害図鑑

斑点病(ハンテンビョウ)

Leaf spot(糸状菌)

植物名: トルコギキョウ(ユーストマ) リンドウ科 Eustoma grandiflorum
病原菌: Pseudocercospora eustomatis
病徴写真

接種による初期の病徴

罹病葉を湿室に保つと灰褐色のかびが生える。

接種による病徴
病徴:

育苗中の苗で発生。セル苗の葉に5~10mm程度の黄斑を生ずる。黄斑部は後に1mm程度の陥没が複数発生する。黄斑部の葉裏には灰褐色のすすかび状菌体が形成されやがて葉枯れになる。

発生時期:

6月

発生場所:

施設

防除法:

1.発病葉、発病株の早期除去に努める。

文献:

石井貴明ら:日植病報 77(3):205, 2011

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

築尾嘉章(花き研)

記載日: 2012年5月2日

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