作物研究所

作物見本園

ジュウロクササゲ

十六大角豆

ジュウロクササゲの花ジュウロクササゲの実

英名: yard long bean
科名: マメ科
学名: Vigna unguiculata var. sesquipedalis
種類: 豆類(食用)

起源

アフリカ

作物的特徴

莢の中に豆が16個あることから「十六ささげ」と名づけられ、豆は熟すとアズキに似た赤褐色。亜種名は「sesquipedalis(半尺)」と付けられているが、莢の長さは30 - 40cmと1尺以上にもなる。形はインゲンマメに似ているが、柔らかく、火も通りやすいのが特徴。草丈は2 - 4m。熱帯性で、高温や乾燥に強く、真夏に結実する。葉にはやや光沢がある。花は紫色または白色の蝶型花。

用途

食用、若い莢を茹でる

生産地

主に愛知県と岐阜県、及び鹿児島県の種子島や奄美群島から沖縄県を中心とした地域で生産されている。

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