品質情報解析研究室  
食品のサンプリングに関するガイダンス
 
ガイダンスの目的

サンプリング基礎

サンプリング手法
実施前のチェックリスト
理論的サンプル数
  基本事項
平均値推定の場合
比率推定の場合
サンプリング計画の評価手順
  アフラトキシン検査のサンプリング
OC曲線
OC曲線に必要な情報
OC曲線の作成
偽陽性率と偽陰性率の計算
推定制度の評価
  正規分布を用いた方法
ブートストラップ法
かび毒の計画立案
発生率と見逃し率
複数ロットの混合
報告書記載事項
 
 
参考文献

 

 

 

  TOP
  Q&A   関連用語   関連リンク   更新履歴


食品のサンプリングに関するガイダンス > ガイダンスの目的

ガイダンスの目的

 食品の汚染調査などでは、個々のサンプルの分析が正確であっても、サンプリングが適切なものでなければ、母集団の実態を反映したデータとはなりません。科学的に信頼できるデータには、適切なサンプリングが不可欠といえます。
 国際食品規格を決めているCodex委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)では、科学的に信頼できるデータをもとに基準値を設定することにしています。そしてCodexでは、サンプリングの一般的ガイドラインとして
「GENERAL GUIDELINES ON SAMPLING (CAC/GL 50-2004)」
を2004年6月に採択しています。この中で求められていることは統計学的に適切なサンプリングの実施です。このガイダンスは、Codexの求めるサンプリングを行う上で役立つ情報を提供することを目的として作成しています。

具体的には、モニタリング検査が実施されていない対象について調査する場合等に、どのようにサンプリングを行えば良いか参考になる情報提供を目指しています。

モニタリング検査等で行われているサンプリングについては実施要領を参照願います。
  ・厚生労働省輸入食品監視業務の検査命令、モニタリング

  ・JAS規格(日本農林規格)の検査方法(農林水産省告示):
     飲食料品及び油脂、食料缶詰及び食料瓶、しょうゆ、等


トップページへ戻る   このページのトップへ