研究課題一覧(プロジェクト研究「温暖化2015」)

A-8 農林業に係る気候変動の影響評価

  研究課題名 代表機関 担当者
81110 気候変動条件下における作物収量・品質の将来予測と適応技術の定量的評価 農環研 桑形恒男
81120 気候変動影響の実験的メカニズムの解明と適応方策の提示 農環研 長谷川利拡
81130 果樹における高温障害等の発生条件解明と温暖化影響評価マップの開発 果樹研 杉浦俊彦
81140 温暖化が野菜生産に及ぼす影響評価 野茶研 佐々木秀和(岡田邦彦)
81150 温暖化による飼料作適地変動補足と影響評価マップの開発 北農研 井上 聡
81160 森林流域からの水資源供給量に関わる気候変動の影響評価 森林総研 玉井幸治

 

A-9 極端現象の増加に係る農業水資源、土地資源及び森林の脆弱性の影響評価

  研究課題名 代表機関 担当者
91110 両極端現象にみる農地水利用と水利施設への影響評価と適応策評価法の開発 農工研 増本隆夫
91120 極端現象に対応するための用水管理技術の開発 中央農研 坂田 賢
91130 豪雨規模増大に伴う農地氾濫・損失リスクの定量的評価法の開発 農工研 皆川裕樹
91140 沿岸部農地における浸水被害の広域リスク評価 農工研 桐 博英
91150 極端現象が地下ダムや淡水レンズに及ぼす影響評価法の開発 農工研 白旗克志
92110 広域地下水流動系を考慮した地すべり地の豪雨に対する脆弱性評価 農工研 土原健雄
92120 極端現象の増加による花崗岩山地の表層崩壊発生リスクの変動予測 森林総研 大丸裕武
92130 積雪地域における極端現象の増加に伴う地すべり災害の広域リスク評価 森林総研 岡本 隆

 

A-10 温暖化の進行に適応する品種・育種素材の開発

  研究課題名 代表機関 担当者
1101 温暖地に適した高温下でも白未熟粒の発生が少ない水稲品種・育種素材の開発 中央農研 笹原英樹
1102 高温不稔及び高温登熟耐性を備えた暖地向き水稲優良品種・育種素材の開発 九沖農研 佐藤宏之
1103 複数の遺伝子/QTLの集積による高温耐性水稲品種・育種素材の開発 JIRCAS 圓山恭之進
1104 高温不稔回避性および耐性水稲育種素材の開発 作物研 平林秀介
1105 胴割れ米の発生が少ない水稲育種素材の開発 近中四農研 中込弘二
1201 温暖化の進行に伴い発生が助長するイネ病害(もみ枯細菌病・ごま葉枯病)に対する抵抗性品種・育種素材の開発 九沖農研 田村泰明
1202 「にこまる」を遺伝的背景としたトビイロウンカ抵抗性水稲同質遺伝子系統・集積系統の開発 作物研 平林秀介
1203 斑点米カメムシによる被害を軽減できる水稲育種素材の開発 愛知農総試 杉浦和彦
1301 東北地域における高温登熟耐性と耐冷性を兼ね備えた水稲品種・育種素材の開発 東北農研 太田久稔
1302 気候変動下においても初期生育が安定した寒地向け水稲直播品種・育種素材の開発 北農研 保田 浩
1401 温暖化等の気候変動に適応した水稲の育種素材開発の効率化 作物研 常松浩史
2101 種子休眠性関連遺伝子の導入による寒地向け穂発芽耐性小麦育種素材の開発 道総研北見農試 神野裕信
2102 種子休眠性関連遺伝子の集積による暖地・温暖地向け穂発芽耐性小麦育種素材の開発 九沖農研 中村和弘
2103 温暖化による雨量増加に対応した穂発芽に強い大麦育種素材の開発 栃木農試 加藤常夫
2201 冬期の気象変動に対して安定な温暖地向け早生小麦育種素材の開発 作物研 藤田雅也
2202 合成パンコムギおよび近縁野生種細胞質を利用した気候変動対応型パン用小麦育種素材の開発 神戸大 宅見薫雄
2203 地域の気象変動に対応した安定生産が可能な大麦育種素材の開発 作物研 柳沢貴司
2301 耐暑性・耐病性ライグラス育種素材の開発 畜草研 上山泰史
2302 根腐病抵抗性トウモロコシ育種素材の開発 畜草研 玉置宏之
3101 水田転換畑における高度干ばつ耐性大豆育種素材の開発 近中四農研 高田吉丈
3102 高温少雨条件下で安定生産可能な納豆加工適性に優れる大豆育種素材の開発 茨城農セ 池田千亜紀
3103 高温干ばつでも青立ちの少ない青立ち耐性大豆素材の開発 福岡農試 内川 修
3201 大豆における開花期耐湿性の育種素材開発と関連マーカーの実用性検証 道総研中央農試 黒崎英樹
3202 苗立ちの安定化に寄与する耐湿性大豆育種素材の開発 長野野花試 山田直弘
3203 大豆紫斑病抵抗性育種素材の開発 東北農研 平田香里
3204 高度茎疫病抵抗性大豆育種素材の開発 兵庫農水セ 杉本琢真
3205 大豆主要品種・育種母本への土壌病害等抵抗性の導入 作物研 高橋浩司
3206 高度黒根腐病抵抗性大豆育種素材の開発 生物研 佐山貴司
3301 ゲノム情報を利用した大豆育種素材開発の支援 生物研 石本政男
4101 単為結果性の導入による高温時にも着果性の優れるトマト系統の開発 野茶研 松永 啓
4102 高温による内部褐変症に強いダイコン系統の開発 野茶研 小原隆由
4103 高温条件に適応したレタス極晩抽性育種素材の開発 長野野花試 関 功介
4104 耐暑性に優れる濃緑色葉ネギ育種素材の開発 山口農林セ 藤井宏栄
4201 浮皮抵抗性及びかいよう病抵抗性カンキツ素材の開発 果樹研 吉岡照高
4202 斑点落葉病抵抗性リンゴ素材系統の開発 果樹研 阿部和幸
4203 自家和合性のニホンナシ育種素材の開発 果樹研 間瀬誠子
4204 かいよう病抵抗性のウメ育種素材の開発 和歌山果試 北村祐人

 

A-11 温暖化の進行に適応する生産安定技術の開発

  研究課題名 代表機関 担当者
11110 温暖化が耕地の持続的生産性に及ぼす影響と対策技術の開発 東北農研 西田瑞彦 (2015-2017)、
長谷川利拡 (2018-2019)
11120 気温上昇による作物生産変動と対策技術の開発 作物研 荻原 均
11130 病害虫・雑草の変動による作物生産への影響と対策技術の開発 九沖農研 宮坂 篤
11210 温暖化に起因するリンゴ果実の着色障害・日焼け回避技術の開発 果樹研 草塲新之助 (2015-2018)、
井上博道 (2019)
11220 暖地における果樹の安定生産技術及び温暖化緩和技術の開発 果樹研 阪本大輔
11230 温暖化による気温上昇時の高品質野菜の生産安定技術の開発 野茶研 東出忠桐

 

G 温暖化の進行に適応する畜産の生産安定技術の開発

  研究課題名 代表機関 担当者
11001 泌乳牛の精密栄養管理による酸化ストレス低減技術の開発 九沖農研 田中正仁
11002 泌乳牛のエネルギー代謝に基づいた給与エネルギー精密化による温暖化適応技術の開発 畜草研 樋口浩二
11003 乳用育成牛の精密栄養管理による温暖化適応技術の開発 九沖農研 神谷裕子
11004 分娩前後乳牛の抗酸化機能性飼料活用による温暖化適応技術の開発 熊本農研究セ畜産 福田敦子
12001 ルーメン機能の強化および不足栄養素摂取量の増強による肉用牛の暑熱対策技術の開発 畜草研 新宮博行
12002 暑熱環境下における栄養素配分と筋肉性状の関連解明に基づく肉用牛の暑熱対策技術の開発 近中四農研 柴田昌宏
13001 肥育豚の暑熱期用アミノ酸強化飼料の開発 九沖農研 井上寛暁
13002 飼料のエネルギー調整と地域資源の機能性を活かした肥育豚の暑熱対策技術の開発 佐賀畜試 脇屋裕一郎
13003 抗酸化活性を有する低・未利用な飼料資源を活用した肥育豚の暑熱対策技術の開発 長崎県農林技開セ畜産 本多昭幸
14001 新規未利用飼料資材によるストレス環境下における安定的肉用鶏生産技術の開発 東北大 豊水正昭
14002 各発育ステージにおける精密栄養管理による温暖化適応技術の開発 千葉県畜総研 伊藤香葉
14003 暑熱環境下の肉用鶏へのアミノ酸多給による飼養成績改善技術の開発 新潟大 高田良三
14004 精密栄養管理または新規飼料資材による暑熱対策技術の実証 全農飼料中央 鈴木和明
15001 暑熱環境下の産卵鶏における飼料中カルシウム含量適正化・抗酸化資材添加の併用による産卵成績の低下抑制技術の開発 畜草研 大津晴彦、村上 斉
15002 機能性栄養素による腸管免疫賦活化による産卵鶏の耐暑熱向上技術の開発研究 農工大 佐藤 幹
15003 暑熱環境下の産卵鶏における酸塩基平衡の調節による産卵成績改善技術の開発 山梨畜試 松下浩一

 

K 豪雨に対応するためのほ場の排水・保水機能活用手法の開発

  研究課題名 代表機関 担当者
11110 水稲減収を考慮した洪水緩和のためのほ場管理手法の開発 農工研 皆川裕樹
11120 北海道における冠水による水稲減収尺度の解明とほ場施設改善・管理技術の開発 道総研上川農試 藤倉潤治
11130 東北地方における冠水による水稲減収尺度の解明とほ場施設改善・管理技術の開発 秋田農試 佐野広伸
12110 豪雨による土壌流亡・湿害を緩和する営農対応型ほ場管理技術の開発 農工研 北川 巌
12120 北海道の大規模畑における土壌流亡・湿害を緩和する保水・排水機能改善技術の開発 道総研中央農試 竹内晴信
12130 沖縄県における土壌流亡・湿害を緩和する保水・排水機能改善技術の開発 沖縄農研 儀間 靖
13110 低平地水田地帯における冠水被害・ほ場管理実態の解明とほ場管理技術の適用評価 秋田県立大 高橋順二
13120 洪水緩和のためのほ場管理が農村・都市流域に与える影響評価 福岡農試 尾上 武
13130 分布型土壌侵食・土砂流出モデルによるほ場管理技術の土壌流亡抑止効果の評価 寒地土研 鵜木啓二

 

※代表機関の略称(50音順)
愛知農総試 :愛知県農業総合試験場
秋田県立大 :公立大学法人秋田県立大学
秋田農試 :秋田県農業試験場
茨城農セ :茨城県農業総合センター
沖縄農研 :沖縄県農業研究センター
果樹研 :果樹研究所
寒地土研 :寒地土木研究所
九沖農研 :九州沖縄農業研究センター
近中四農研 :近畿中国四国農業研究センター
熊本農研究セ畜産 :熊本県農業研究センター畜産研究所
神戸大 :国立大学法人神戸大学
佐賀畜試 :佐賀県畜産試験場
作物研 :作物研究所
JIRCAS :国際農林水産業研究センター
森林総研 :森林総合研究所
生物研 :農業生物資源研究所
全農飼料中央 :全国農業協同組合連合会飼料畜産中央研究所
畜草研 :畜産草地研究所
千葉県畜総研 :千葉県畜産総合研究センター
中央農研 :中央農業総合研究センター
道総研上川農試 :北海道立総合研究機構 上川農業試験場
道総研北見農試 :北海道立総合研究機構 北見農業試験場
道総研中央農試 :北海道立総合研究機構 中央農業試験場
東北大 :国立大学法人東北大学
東北農研 :東北農業研究センター
栃木農試 :栃木県農業試験場
長崎県農林技開セ畜産 :長崎県農林技術開発センター畜産研究部門
長野野花試 :長野県野菜花き試験場
新潟大 :国立大学法人新潟大学
農環研 :農業環境技術研究所
農工研 :農村工学研究所
農工大 :国立大学法人東京農工大学
兵庫農水セ :兵庫県立農林水産技術総合センター
福岡農試 :福岡県農林業総合試験場
北農研 :北海道農業研究センター
野茶研 :野菜茶業研究所
山口農林セ :山口県農林総合技術センター
山梨畜試 :山梨県畜産試験場
和歌山果試 :和歌山県果樹試験場

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