2007年 11月
九州全域と四国、紀伊半島の太平洋側と伊豆半島の一部に自生しているランで、11月中旬から下旬の寒くなる時期に、香りの良い花を咲かせるのでこの名前が付いています。写真のランは、薩摩寒ランの「白妙」です。花色は、赤、桃色、白、緑等があり、性質は極めて丈夫ですが、日照条件と根腐れには注意が必要です。また、早く大きくして増やそうと水や肥料等をやりすぎると元気がなくなる性質があり、栽培が難しいと言われる由縁です。
photo: T.Mukai