花き研究所

バラ

2007年 10月

バラ

バラの含まれるバラ属には、約100種類の野生種が存在しており、約8種の野生種が長い年月を経て複雑に交雑された結果、現在のようなバラができたと言わ れています。つまりまだまだ利用されていない遺伝資源がたくさんあるわけです。ヨーロッパでは、バラの野生種のもつ耐暑性、耐病性などの未知もしくは失わ れた遺伝資源を効率的に導入するためにそうした遺伝子の染色体上の位置を示す地図(連鎖地図)の作成が試みられています。
将来的にはこれを使ってまた新しいバラが生まれてくるかもしれませんね。

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