スノードロップの名前は、ヒガンバナ科ガランツス属(Galanthus)の総称になっていて、ガランツス属はすべてスノードロップと呼ばれていま す。もともとはガランツス属の1種 Galanthus nivalis を呼んでいました。和名のマツユキソウ(待雪草)はG. nivalisを指しています。ガランツス属は、約20種が知られていますが、その違いは内花被(内側の花びら)にある緑色の斑点の模様から見分けます。 写真の花はG. elwesii かと思います。約500種以上の園芸品種があり、イギリスなどでは、人々に良く親しまれており、日本の雪割草のように専門に栽培している愛好者もいます。 よく似た名前の花にスノーフレークがありますが属が異なります。
photo: T. MUKAI